アーチストとしてデビュー② 夏フェスに出るには事務所が必要?

アーチストとしてデビュー② 夏フェスに出るには事務所が必要?

あ:このコーナーはアーチスト、バンドとしてデビューするために
   必要な過程を分かりやすく説明します!


け:あー俺も夏フェス出たいな~!
ま:あたしも~♪
り:夏フェスに出演するのって、
  メジャーデビューしてないとダメなんじゃないの?
わ:でも、インディーズからも夏フェスに出演しているバンドっているよね?
あ:どうなっているのか、プロに聞いてみましょう。

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【アーチストのスケジュール調整は事務所・プロダクションが主体】

け:俺、メジャーデビューしてないけど、夏フェス出たいっス。
ま:あたしも~♪
師:さ、最近、ケンジ君は直球で来るな。
り:夏フェスに出るのってメジャーデビューしていないとダメなんですか?
師:基本的に、
ライブイベント出演にはレコード会社は関係ない。
わ:えぇー?
あ:レコード会社が関係無いとすると?

師:前回も少し説明しているが、

    ・レコード会社 -> CD製作・販売と、それに関わる宣伝・営業
    ・事務所 -> 全てのアーチストマネージメント(ライブ含む)
    ・音楽出版社 -> 楽曲(歌詞・曲)の権利の管理と活用 


   というのが3社の基本的な役割分担じゃ。
   だから、夏フェスなどのイベント出演は
   事務所(プロダクション)が主体での調整となる。
   基本的にスケジュールはアーチストマネージメント=事務所がメインじゃ。
   もし、アーチストに給料が出るとすれば、事務所から出る。
   レコード会社から給料が出ることは一切無い。 
  
け:そ、そうなんですか?
あ:なんだかアーチストって、CDの新曲発売の時にテレビ番組で見る事が多いので、
   すっかり、「レコード会社に所属」しているようなイメージだったけど、、
師:確かに、会社の規模(資本金・従業員数・売り上げ)は、レコード会社の方が
   大きく、知名度も高い。
   ただし、ソニー・ビクター・東芝(現EMI)・ワーナーといった大手レコード会社
   でも、社員の7割はCDプレス工場の方。2割は営業。CD製作・宣伝に関わるスタッフは
   全社員の1割にも満たない場合が多いんじゃ。
わ:事務所で上場しているのはホリプロ・アミューズ・吉本興業くらいですもんね。。。

【事務所・プロダクションとレコード会社の連携プレーも重要】
師:とは言え、以前、「CDができるまで」で説明したように、
   大規模なライブツアーなどは、たいてい、アルバム発売とセットで行う事が多いので、
    ・ツアーの準備や日程調整 -> 事務所/プロダクション
    ・CD発売とツアーに合わせた宣伝(テレビ・雑誌) -> レコード会社と事務所
   というふうに分担・協力してやっていかないと、なかなか上手くいかないんじゃ。   

   どんなに大手の事務所でもさすがに全国に営業所があるわけではない。
   となると、地方での宣伝・営業では、各地に営業所を持つ大手レコード会社の
   ウェイトが高くなるんじゃ。

り:それで地方のテレビやラジオでアーチストのコメントやビデオが流れる時は、
    「新作が○月○日に発売になります。
     そしてそして○月○日にライブも決定しました~!」となる訳か。。

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【イベントではどんなアーチスト・バンドが呼ばれるのか?】
け:で、夏フェスに出るためには?
師:主催者と事務所での交渉じゃな。

り:お願いすれば出れるもんですか?
あ:でも、まったく無名の人を出演させても、主催者にメリットが無いんじゃ?
わ:そうか!
  主催者の側にたって考えてみれば良いのか!
け:学園祭やるような感じ?

あ:主催者としては、
   1.なるべく知名度があって集客力のあるアーチストに出演して欲しいわよね。。
ま:アタシみたいな?

け: 2.イベント自体を盛り上げてくれるアーチストがいいよねぇ。。
ま:アタシみたいな?

り:でも、
   3.ギャラには予算があるよね。。。

わ:そうか!
    それで若くて勢いはあるけど、
    比較的出演料の安いインディーズバンドにもチャンスがあるのか!

ま:誰も構ってくれない~(泣)。


【最低でもワンマンライブができるくらいの実績が必要】
け:まとめると?
あ:地域限定でも、あるていど知名度があって、宣伝や集客で出演料以上にイベントに貢献できる
  状況なら、「win-winの関係で交渉の余地あり」、ってことね!

り:集客を考えると、離れた場所のイベントより、地元に近いイベントが有利かな?
わ:それにしても
   地元でワンマンライブできるくらいの力(実績)がないと、つまらないね。。

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あ:で、当然、主催者から「出てくれませんか?」とオファーされれば、出演料など条件は良くなるし、、
け:逆に、アーチスト(事務所)から「出させてくれませんか?」と営業に行くなら、ある程度条件は
    妥協しないといけない場合もあるんだろうな。。
り:有名なアーチストがいる事務所だと、
     ・著名アーチストAを出演させてあげるので、
     ・新人アーチストBも出演させて下さい、
    といったバーター交渉も有り?

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【まずは参加してみよう】
あ:ネット投票形式で勝ち抜くと夏フェスに出れる企画もありますが、、、
り:ただの人気投票なのかと気楽に思ってたけど、、、
  ここまで考えてくると、「宣伝力や集客力をリアルに見られてる」って感じやね。。
け:怖っ!
ま:まさに「音楽だけどビジネス」。。
師:まったく個人(素人)のアーチストだと、いろいろ音楽ビジネスの常識を知らず、面倒なので、
    主催者はなるべく交渉相手にしたくない。
  しかし、こういう夏フェスは一度行ってみるとハマり、リピーター率が高いので、
  いろんな方法で「まずは夏フェス未経験者に体験してもらいたい」と考えておるんじゃ。。
  まぁ、関心を持ってもらうキッカケ作りじゃの。
  「入り口の1つ」と思って、楽しんで盛り上げて欲しいのぅ。。。

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  by recordingmusic | 2011-09-11 21:35 | 音楽の仕事!バンド活動

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